子どもが片付けをしてくれない。
毎日怒って親もイライラ。
どうして我が子は片付けしてくれないの?このまま片付けができないのは心配。。。そう考えてしまいますよね。
筆者(2児の父@Twitter)の子ども達も昔は片付けてくれず大変でした。
しかし、ある方法を実践すると、劇的にお片付けができるようになりました。
では、その3つの方法を、本記事でお伝えしていきます。
ぜひ一度試してみてください。
こんな方におすすめ
- 子どもに片付けてほしい
- 2歳未満のお子さんでこれから片付けの練習をさせたい方
- 子育て中の方
- 進んで片付けるようにさせたい方
- 毎日片付けない子どもにイライラしている方
子どもの片付ける方法 3選
子どもは何でも初体験の連続です。
片付けもどのようするのか、経験していないのでわかりません。
だから、「片付けて」と言っても、何をどうすればいいのか理解していない場合が多いです。
でも、初めてなので出来ないのは当たり前ですよね。
親と一緒に実践してできることを増やしていきましょう!
片付けの方法①:どっちを片付けるか選択させる。
まず初めは、どれから片付けるのかを子どもに選ばす事から始めてみましょう。
親がおもちゃを右手と左手にそれぞれ持って、どちらを片付ける?
と、子どもに質問して、選んでもらうんです。
子どもは「こっち!」や「これ!」と自ら選択するので、それを親が片付けましょう。
ポイント
片付けの経験が楽しい体験になると、どんどん吸収していく!
次に、空いた手で違うおもちゃを拾います。
そしたら、もう一度どっちを片付ける?と問いかけてみてください。
これをおもちゃが片付け終わるまでやってみてください。
※最初は最後まで付き合ってくれないと思いますので、できる範囲で慣れていきましょう。
子どもと一緒に遊びながら、経験させましょう。
目の前にあるおもちゃを自分で選ぶ!
遊びの中で経験し多くの事を学んでいくんです。
片付けの方法②:親が先に片付ける
次に実際に親が片付ける動作を子どもに見せるのも効果的です。
でも、最後までやってしまうのでは意味がありません。
なので、おもちゃがあと残り5個くらいで手を止めて、子ども達にこうやって話しかけてみてください。
そうすると、今まで親がやっていた行動(=片付け)と同じように行動してくれるはずです。
1回でも出来たら、すかさず褒めてあげましょう!
そうやって、もう一回できても再度同じように褒めてあげます。
褒められると子どもは嬉しいので、何度も褒めてもらうためにやるようになります。
小さな成功体験として蓄積されていき、自然と片付けができるようになるんです。
片付けの方法③:大きな箱を用意
ここまでできるようになったら、最後のステップです。
大きな箱を用意してください。
子ども達には、このように声掛けましょう。
初めは、箱にモノを入れる遊びとして、楽しく実施してみてください。
それができるようになったら、これが片付けだよと教えます。
遊んだら、最後におもちゃをこの箱に入れておこうねと覚えさせましょう。
これで、片付けの基本的な事は理解してくれます。
筆者の子ども達も最初は遊びから片付けを体験していきました。
兄弟がいるのであれば、競争させると意外と楽しくやってくれますのでお試しあれ~。
ちなみに我が家で使っている収納ボックス兼イスがこちら!
大人も座れるため、片付けた後はイスとしても重宝してるんです。
収納スツール 折りたたみ 幅37.5cm ブルー オットマン 耐荷重80kg ボックススツール ディノ
片付けは練習が必要
片付けは、おもちゃを認識、選択、分別、収納という作業が複雑に盛り込まれた作業です。
ですから、子ども達が初めはできない事を理解してあげましょう。
私たちも何も教えてもらっていないのに、早くやってと言われても分からないですよね。
そんな理不尽なこと言わないでよ...と、感じるのではないでしょうか?
実はその感覚と同じなんです。
片付ける方法で実践したことを、何度も繰り返して少しずつできることを増やしていけばいいんです。
明日から片付けができるようになる魔法はありません。
しかし、長い目で見ると毎日継続する事で、子どもは必ず成長していきます!
1ヶ月や3ヶ月といった長期間で取り組んでいきましょう。
親の行動でNG方法
簡単に片付け方法をご紹介させていただきましたが、ここからはやってはいけないNG方法をお伝えします。
実は筆者も昔このNG方法をしてしまい、後悔し猛反省した経験があります。
皆様は絶対にしないでくださいね。
子どものために、親の私たち親も共に頑張っていきましょう!
NG方法その①:言葉だけで片付けない親
「早く片付けないさい!」
「もう!ちらかっているじゃない!」
と、言うだけで、全く動かない親。
子どもはどうやって片付ければいいのか分かりません。
それに、楽しく遊んでいるのに、急に言われてもやりたくないと反発してしまいます。
やる順番やスケジュールを先にきめてから遊ばすようにしましょう。
また、注意するだけで、行動しないのも逆効果です。
子どもも一人の人間です。
相手の立場に立って、声掛けをしていきましょう。
筆者も自分は動かず、親の立場という名目で指示だけ出している状態でした。
自分の都合だけを考えて、子どもに指示しても、動いてくれませんよね。
ご注意ください。
相手の立場に立って考えることは仕事だけではなく、育児でも同じです!!
子どもの立場に立って考えることを、記事にしています。
以下の記事も良ければ合せて読んでみてください。
【新米パパ必見】魔のイヤイヤ期「イヤ!」に秘められた思いとは⁉※新しいタブで開きます。
NG方法その②:なんで片付けないの?と叱る
出来ない事を決めつけて、
「なんで片付けしないの!」
「もういい加減にしなさい」
「このおもちゃ捨てるよ!」
と、言っていませんか?
これはNGです。
子どもが今一番したい事は何なのか?
改めて考えてみてください。
ゲームやアニメ、おもちゃで遊んでいるのであれば、以下の様に声をかけてあげましょう。
あと何回したら片付けられるかな?
改めて子どもと約束して、片付けを促してみましょう。
ポイント
そして、子どもとの約束は必ず守りましょう!
すると、子どもは自然とアニメやゲームをやめて片付けるようになります。
※もちろん、できるようになるためには時間がかかりますので、気長に向き合っていきましょう。
NG方法その③:片付けても褒めない
最後にこれは絶対にしないでください。
「褒めない」
この根底には、以下のような事を考えていませんか?
- 片付けて当たり前
- やっと片付け始めたのか。
- 子どもなんだから親の言う事を聞くのは当たり前
この様に、ネガティブな考えがあるから、子どもを褒められないのかもしれません。。。
しかし、片付けなかった今まで事は水に流してください。
片付けを始めたら、まずは片付けを始めた事を褒めてあげましょう。
そして、最後までやりきったら、そこでもう一度たくさん褒めてあげましょう。
私たち親も褒めてもらう事は嬉しいですよね。
子どもも同じです。
ポイント
まとめ
子どもが片付けるようになる方法は、だれでも簡単にできることではありません。
片付けの手順
- モノを認識
- 片付けるモノを選択
- モノをつかむ。
- モノを移動させる
- モノを分別や区分をする
- モノを箱の中に入れる
ここまでの事をすべて実施しないといけないんです。
経験した事がない人に、6個の作業を同時にしなさい!と言ってもできないですよね。
これは、かなり大変。
それを「片付けて」と一言だけ言っても、子ども達は理解してくれません。なので、一つ一つの動作や考え方を子どもと一緒に経験していきましょう。
ベストなのは、2歳頃から徐々にスタートする事で、4歳の頃には片付けは自然とできるようになっています。
また、4歳以上で片付けができない子は片付ける方法を逆に実践してみましょう。
簡単な流れ
- 大きな箱に入れる
- 親が実践を見せる
- 片付けするモノを選択
すると、やり方がわかり、徐々に片付ける習慣が身についてきます。
一朝一夕でできるようにはならないですが、明日から毎日コツコツとやっていきましょう。最後まで読んでいただきありがとうございました。